ミックスボイスとは
ミックスボイスとは、地声と裏声(ファルセット)を融合した声の扱い方として一般には知られてることが多いと思います。
しかし、融合とはどう言うことでしょうか。
これはあくまでもイメージのことで、融合する(混ぜる)ようなものではありません。
ミックスボイスとはファルセットを芯のある強い音にしたもので、ファルセットの延長上にある声だと認識してください。
ミックスボイスを習得するには、まず、ファルセットの習得が第一歩となります。
ファルセットとは
人間の声は肺から出た息が声帯を振動させることで、生成されます。その段階で、声帯を軽く閉じた状態で振動させるため、息を含む優しい声になります。
この状態の声がファルセットです。声帯を軽く閉じてる状態で柔らかいので、音程を上げる為に声帯を引き延ばす際に引っ張り安くなります。
そのおかげで高い声を出し安くなります。
ファルセットの習得
ファルセットはエッジボイスから裏返します。
民謡やヨーデルのように裏返しながら声にすることが必要です。
あまり低い音程だと出しづらいので、男性も女性もA4(440ヘルツ)あたりで練習すると良いかと思います。
マスオさんの「え〜」を真似するのも良いと思います。
この「え〜」を「あ〜」に変えて「あ〜〜〜〜」を5秒ほど伸ばします。
腹筋、背筋で支えて声が震えないように伸ばせたら成功です。
これを「あ〜〜〜〜、あ〜〜〜〜、あ〜〜〜〜」と連続で何回も出来たら良いと思います。
地声とは
地声もファルセット同様、肺から出た息が声帯を振動させることで、生成されます。ファルセットと異なるところは声帯を、強く閉じた状態で振動させます。
その為、息の少ない力強い声を作ることが出来ます。しかし、声帯を強く閉じる為、声帯を引き延ばすのは難しくなります。結果、高い声を出しづらいわけです。
地声のままでは、(個人差はありますが)男性はF4あたりから、女性はB4あたりから喉が締まるような出し方になってしまいます。
ミックスボイスの利点
ファルセット ー (柔らかい声 高音が出しやすい)
地声 ー (力強い声 高音が出しずらい)
という特性があります。
そこで、登場するのがミックスボイスです。高い音程でも力強く声を出すことが出来ます。
方法としては
フルセットで音程を取った後で、声帯を強く閉じてファルセットだった声に、力を加えミックスボイスに持っていきます。
このように説明すると難しいと思いがちですが
このミックスボイスですが、決して特別な声ではありません。
例えば、笑う時はいつも話してる声より高い声になりませんか?くしゃみをした時も高い声になってませんか?
そうです、普段、無意識に使っている声なのです。なので誰でも出来て当たり前なはずです。
ただ、無意識で行ってることを意識下で行う為には訓練が必要です。
ミックスボイスの習得
エッジボイスからひっくり返してファルセットで「あ〜〜」と発声します。そこから声に圧をかけて声帯を閉じていきます。
声帯を意図的にコントロールすることは不可能ですが、息を止めるように力を入れると声に圧がかかり同時に声帯が閉じるように力が入ります。
男性はD4あたり、女性はG4あたりから練習すると良いでしょう。
ファルセットで伸ばした声が力強い声に変化したら、成功でです。
徐々に高い音程に挑戦して男性はG4、A4、女性はC5、D5あたりで力強く出せたら良いです。
ミックスボイスで歌われてる曲の多くは、サビの一番聞かせどろの音程がこの男性はG4、A4、女性はC5、D5あたり
で歌われてるはずです。


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